「沢がに」です。
沢蟹となすは、初め、表面を焼き、焦げ目が付いた所で、地元の味噌をベースにした、当店独自の田楽味噌(山椒・ゆず)を塗り、味噌の表面が少し焦げた頃合が食べごろとなります。
沢蟹は、日本固有種で、川の上流域から中流域にかけて生息しています。日中は石の下などにひそみ、夜になると動きだしますが、雨の日などは日中でも行動します。また、雨の日には川から離れて出歩き、川近くの森林や路上にいることもあります。活動期は春から秋までで、冬は川の近くの岩陰などで冬眠します。和名どおり水がきれいな渓流(沢)・小川に多いので、水質階級I(きれいな水)の指標生物ともなっています。
栄養価的にみると、沢蟹には、キトサンという、動物性の食物繊維がおおくふくまれています。主な働きとして、食事に含まれている脂肪を吸着して便と共に排泄し、コレステロール値や血圧を低下させたり、肥満を予防するという効果が得られています。
当店では、沢蟹を、なすと共に食していただきたく存じます。初め、表面を焼き、焦げ目が付いた所で、地元の味噌をベースにした、当店独自の田楽味噌(山椒・ゆず)を塗り、味噌の表面が少し焦げた頃合が食べごろとなります。 |
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