郷土料理 高森 田楽の里

高森の伝統料理である、田楽の定食です。

いもは、地元の里芋を使用しています。特に10月半ばから数ヵ月間は、高森の特産である、つるの子芋を使用しています。形が鶴の首に似ているので、鶴の子芋ともいいます。この芋は、火山灰土壌のやせた土地にしかできません。栄養が多すぎると、ただのサトイモになってしまいます。近年、生産農家の減少等により、つるの子芋は希少なものとなっています。

豆腐は、地元、湧水トンネルから溢れる水をふんだんに使用した豆腐です。

ヤマメは渓流の女王とよばれます。水の綺麗なところにしか生息できません。当店のヤマメは、東外輪山水系の水により育まれました。

こんにゃくは、宮崎県五ヶ瀬町の蒟蒻芋を地元老舗の業者が生芋から、湧水を使い製造しています。当店秘伝の鶏味噌とともに提供しています。

沢がにとなすは、高森特産のなすと、沢がにです。初め、表面を焼き、焦げ目が付いた所で、地元の味噌をベースにした、当店独自の田楽味噌(山椒・ゆず)を塗り、味噌の表面が少し焦げた頃合が食べごろとなります。

さらに、山で取れた山菜、湧水を使って製造された生揚げ、しょうゆ仕立のだご汁、昔懐かしいきび飯、地元の農家から取り寄せた大根・高菜などを漬けたお漬物が、脇を飾ります。